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六角電工のビリビリ通信~課題とは?~

皆さんこんにちは

六角電工株式会社の更新担当の中西です。

 

~課題とは?~

 

電気工事業は、時代の変化とともに求められる役割が広がっています。以前は、照明やコンセント、分電盤、配線工事などが中心でしたが、現在ではLED照明、省エネ設備、太陽光発電、蓄電池、EV充電設備、防犯カメラ、LAN配線、スマートホーム、IoT機器、工場の自動化設備など、対応する分野が多様化しています。

電気は、暮らしや仕事を支えるだけでなく、環境対策や業務効率化にも深く関わる存在になっています。そのため、電気工事業界では、省エネ対応・デジタル化・新しい設備への対応力が大きな課題となっています

これからの電気工事会社には、従来の施工技術に加えて、新しい知識や提案力が求められています。

省エネ設備への需要が高まっている理由

近年、企業や家庭では電気料金の上昇や環境意識の高まりを背景に、省エネ設備への関心が高まっています。

例えば、古い照明をLED照明に交換することで、消費電力を抑えられる場合があります。工場や倉庫、店舗、事務所などでは、照明の使用時間が長いため、LED化による効果を感じやすいことがあります。

また、空調設備や換気設備、動力設備なども、電気の使い方を見直すことで省エネにつながります。電気工事会社には、単に設備を取り付けるだけでなく、「どのようにすれば電気を効率よく使えるか」という提案力も求められています。

さらに、太陽光発電や蓄電池、EV充電設備など、エネルギーに関わる設備の需要も広がっています。これらは、電気工事の専門知識がなければ安全に施工できません。

新しい設備への対応が課題になる⚠️

省エネ設備や新しい電気設備の需要が増える一方で、それに対応できる技術者の育成が課題となっています。

LED照明一つをとっても、器具の選定、照度計画、配線、制御方法、既存設備との相性などを考える必要があります。太陽光発電や蓄電池では、電気容量、設置場所、接続方法、安全基準、メンテナンス性など、より専門的な知識が求められます。

EV充電設備では、住宅用と事業用で必要な設備や電源容量が異なります。工場や店舗、集合住宅に設置する場合は、既存の電気設備に余裕があるか、どのような利用方法を想定するかを確認しなければなりません。

新しい設備に対応するには、継続的な学習と情報収集が必要です。従来の経験だけでなく、新製品や制度、施工方法に関する知識をアップデートしていくことが求められます。

デジタル化が電気工事業にも必要な理由

建設業全体でデジタル化が進む中、電気工事業でも業務効率化が重要になっています。

現場では、図面管理、施工写真管理、工程管理、見積作成、材料発注、報告書作成、勤怠管理など、多くの業務があります。これらを紙や電話だけで管理していると、情報共有に時間がかかったり、確認漏れが発生したりすることがあります。

例えば、タブレットで図面を確認できるようにすれば、現場で最新の情報を共有しやすくなります。施工写真をクラウドで管理すれば、事務所と現場でスムーズに確認できます。工程管理アプリを使えば、誰がどの現場に入り、どこまで作業が進んでいるのかを把握しやすくなります。

デジタル化は、単に便利になるだけではありません。ミスの削減、情報共有の効率化、書類作成の負担軽減、品質管理の向上にもつながります。

デジタル化が進みにくい理由

一方で、電気工事業においてデジタル化が簡単に進まない理由もあります。

まず、現場で働く人の中には、タブレットやアプリの操作に慣れていない人もいます。新しいシステムを導入しても、操作が難しければ現場に定着しません。

また、忙しい現場では、新しいやり方を覚える時間を確保しにくいという問題もあります。「今までのやり方で何とかできている」と感じている場合、デジタル化の必要性が伝わりにくいこともあります。

しかし、今後人手不足が続く中で、業務効率化はますます重要になります。少ない人数でも品質を保ち、効率よく仕事を進めるためには、現場に合ったデジタル化が必要です。

ポイントは、難しいシステムをいきなり導入することではありません。まずは、写真共有、図面確認、日報作成、予定管理など、現場で負担が大きい業務から少しずつ改善することが大切です。

デジタル化は職人の技術を支えるもの✨

デジタル化というと、「職人の仕事が機械に置き換わるのでは」と感じる人もいるかもしれません。しかし、電気工事におけるデジタル化は、職人の技術をなくすものではありません。

むしろ、職人が本来の施工に集中できるようにするためのものです。

例えば、施工写真の整理に時間がかかっていた作業を簡略化できれば、その分、現場確認や品質管理に時間を使えます。図面変更をすぐに共有できれば、手戻りや施工ミスを防げます。材料管理が効率化されれば、現場での不足や待ち時間を減らせます。

職人の技術とデジタルツールを組み合わせることで、より安全で品質の高い施工が可能になります。

環境対応と電気工事の関係

電気工事業は、環境対応にも大きく関わっています。

省エネ設備の導入、LED化、太陽光発電、蓄電池、EV充電設備などは、環境負荷の低減に役立つ取り組みです。これらを正しく施工し、利用者に分かりやすく説明できる電気工事会社は、今後ますます求められる存在になります。

また、工事で発生する廃材の適切な処理も重要です。古い照明器具、配線材、盤類、電気部品、梱包材などを適切に分別し、処理することは、会社の信頼にも関わります。

環境に配慮した施工や提案ができることは、企業価値を高めるポイントにもなります。

情報発信で会社の強みを伝える

省エネ設備やデジタル化に対応していても、それが外部に伝わっていなければ、会社の強みとして認識されにくいことがあります。

ホームページやブログで、LED工事、EV充電設備、太陽光・蓄電池、防犯カメラ、LAN配線、省エネ提案、施工管理体制などを発信することで、発注者や求職者に会社の対応力を伝えることができます。

今の時代、会社選びや求人応募の前にホームページを確認する人は多くいます。だからこそ、会社がどのような工事に対応できるのか、どのような考えで施工しているのかを見える形で発信することが大切です。

電気工事業における省エネ・デジタル化対応は、これからの時代に欠かせない課題です。

LED照明、太陽光発電、蓄電池、EV充電設備、スマート設備、通信設備など、電気工事の役割は広がり続けています。その中で、新しい技術を学び、現場に合ったデジタル化を進め、環境に配慮した提案を行うことが、選ばれる会社づくりにつながります。

電気工事は、社会の変化を支える仕事です。これからも安全と品質を大切にしながら、新しい時代のニーズに応えられる電気工事会社として、技術と提案力を磨き続けていくことが重要です⚡